牧郷豆の会(まきさとまめのかい)


会長の倉田実さん

約束の時間を過ぎても会長現れず。

                                   

広報部長の倉田典昭さんと話をしていると、会長登場。


倉田会長:昼寝してたよ。

—(笑)よろしくお願いします。

                                 

—牧郷豆の会の会員は何人くらいですか?

倉田:今は14人くらい。毎週のように会ってるよ。この時期は草むしりとかね。

                                     

—どういった経緯で会ができたんですか?

倉田:15年くらい前に、幻の大豆って言われている津久井在来大豆が世に復活し始めたんだよ。それを使って味噌づくりをしてみたいと思って会を立ち上げたの。

—主にどういった活動を?

倉田:主流は大豆をつくって味噌をつくる。麦を作っているメンバーもいるから小麦にしたりね。あとはイベントの時に、焼きそばとかつくって売ったり。「牧郷やきそば」って出てる時は、自分たちの粉を半分と他の粉を半分でつくった乾麺を使ってるんだよ。

                                     

—他にはどういったことを?

倉田: やまなみ駅伝で1,200人分くらいの豚汁をつくったり、すずかけの家で味噌づくりを一緒にしたり。畑で里芋や大根も作ったりで、農薬は一切使ってないよ。

倉田:豆の会とは別だけど、地元の仲間たちと裏山も整備したの。そうするとイノシシが来ないんだよ。花も植えたりしてね。

                                     

—大豆はこれから収穫の時期ですよね!

倉田:10月の下旬くらいかな〜。11月27日に秋の牧郷大収穫祭もあるから、そっちにも遊びに来てよ。

                                     

—倉田さんは藤野ご出身ですか?

倉田: 生まれも育ちも藤野だよ。

—会のみなさんは農家さんですか?

倉田: いや、百姓は嫌いだけど、イベントの時に駐車場の係をやってくれたりする人もいるし。得意な分野を持っている人がたくさんいるんだよ。電気屋、鉄鋼屋、大学の教授とかね。

                                     

—みなさんお元気ですよね。

倉田: まあ元気だけど、70歳近くになったら自分の畑以外はかったるいな(笑)

                                     

—12年続いたひかり祭り、先日開催された農家さんのイベント、森のスコーラでも出店されてましたね。

倉田:ここいらの連中はみんなひかり祭りや森のスコーラの会場だった牧郷小学校出身なの。13年前に廃校になったけど、そういったイベントでまた人が集まっているのを見るのは嬉しいね。

                                     

—イベントで牧郷豆の会さんの出店を楽しみにしてる方も多いです。

倉田: 美味しいものを安く提供できてると思うよ。喜ばれることをやってると思うけど、お金にならないんだよ(笑)

                                                                         

現金じゃなくて、酒があればいい、趣味でいい。

って言ってもトラクター買いたいけどね

と子どものように笑う倉田さん。

藤野周辺のイベントに引っ張りだこの牧郷豆の会さん。

まるまるマルシェも出店していただけることになりました!

お楽しみに〜

(撮影:三谷 浩)

                                     

【牧郷豆の会データ】会長 倉田実さん

生産地:緑区牧野地区

栽培方法: 無農薬

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